いつ間にか、みんなやり始めている。
こんにちは、佐久間裕司です。
小学生の頃から、世間でいう流行りに、いつも一歩遅れている感がありました。
小学5年生の時に、ポケモンが急激に流行りました。
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ある日、いつものように、公園のグランドで集まってサッカーをしようと言っていたのに、集まってみるとみんな、ゲームボーイを手にしてポケモンに熱中しています。
サッカー好きの私としては、早く試合がしたいのに、みんなポケモンの進行で盛りあがっています。
私も見せてもらったのですが、なぜか興味を持てませんでした。
教室でも、男子の話題はポケモン一色でした。
「なぁ、どっち持ってる? 赤?緑?」
どっちも持っていないと答える私に、クラスメイトは「なんで?」という表情をしていました。
とにかく一番強い技は、破壊光線なのだろうか、ぐらいの認識でした。
次に流行ったのは、バトル鉛筆(バトえん)でした。
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ドラゴンクエストのキャラクターを元に、鉛筆や鉛筆に付けるキャップの各側面に、攻撃や魔法が印字されていて、鉛筆を転がし合い、勝負します。
そもそも、ドラゴンクエストに対して興味が薄かった。
周囲にドラクエのようなロールプレイングゲームを好きな男子が多かったので、私もドラクエを知ろうと、スーパーファミコンの「ドラゴンクエスト4~幻の大地~」をやりましたが、表の世界のボス?バラモスを倒した段階で、飽きてしまいました。
バトえんを売っている商店街のゲーム屋さんに行く友達と一緒に行きましたが、キングスライムのバトえんを見つけて興奮する友達に、私はどうしても付いていけませんでした。
みんなハマっているようだから、とりあえず知ってみようとは思うのですが、どうしてもそこから追いつけるぐらいに、のめり込んでいきません。
カラオケデビューも、携帯電話を持つのも、友達の中では一番遅かったです。
いつしか、友人が私のことを「時代遅れの○○」と呼ぶようになっていました。
end・・・・
子供ながら、同調圧力は、なかなかだと思っていました。
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