サクマ日記

少年の頃に思った、あれやこれや・・・。

少年は、おじいちゃんの口調に似る。

 口調は、世代を飛び越えて、受け継がれていきます。

 

 

 

 少年は、時に父親よりも、おじいちゃんから影響を受けます。

 

 

 私は、ゆる~い阪神ファンですが、私の親父は、阪神ファンです。

 

 

 親父は、よくテレビ中継を見て、文句言っているので、母は別室に移動して違う番組を見ています。

 

 

 そんな祖父母のもとへ、息子が1人でお泊りしたいと言い出し、泊まってくることになりました。

 

 

 その夜は、親父(おじいちゃん)と息子で、阪神タイガースの試合を大いに楽しんで見たそうです。

 

 

 実家から息子が戻ってきたその日の夜、阪神タイガースの試合がテレビ中継されていました。

 

 

 すると、息子がどんどん発言します。

 

 

 「やっぱり大山が打たなアカンな!」

 

 「佐藤輝明は、空振り多いわ!」

 

 

 野球ルールも満足にわかってないのに、一端の口をたたくのです(笑)

 

 

 「また3ヒョウやし、これからやな~」

 

 それ、表(おもて)って、読むんだよ、と指摘しても全く気にすることなく、阪神タイガースの出来の悪さを憂うのです。

 

 

 まさに父親(おじいちゃん)の口調でした。

 

 

 本人が望んでそうなったのかは知りませんが、うちに親父が晩飯を食いにきているようでした。

 

 

 ちなみに、私はそれほど、文句や感想を発言しません。

 

 

 「今日は、負けそうな気がするわ~」

 

 

と、ほっぺにご飯粒をつけたまま、息子が嘆いていました。

 

 

end・・・・

 基本、親父も息子も、悲観的なんですよね(笑)