サクマ日記

少年の頃に思った、あれやこれや・・・。

少年は、遠くへとこぎ始める。

 

 少年は、たまに遠くへ行きたくなる。

 

 

 

 こんにちは、佐久間裕司です。

 

 

 子供の頃、たまに自転車で行ったことのない、どこか遠くへ行きたくなることがありました。

 

 急に思い立って。

 

 子供の頃と言いましたが、高校時代にもありました。

 

 当時大阪に住んでいましたが、なぜか神戸方面へ行ってみたいと思い、普通の自転車で、ひたすら西を目指し、こぎ続けました。

 

 お金もなかったので、1000円ぐらいしか持っていませんでした。

 

 飲み物代と、どこでコンビニのおにぎりにするか、牛丼屋に入るか、計算しながらの旅です。

 

 3~4時間かけて、元町のポートタワーまでたどり着きました。

 

 たどり着いた達成感はほんの少しで、これから帰らなければならないことを考え、少年は憂鬱になります。

 

 少年の自転車旅は、いつも行きはウキウキ、帰りはダレダレでした。

 

 帰路の途中で、自転車チェーンが外れてしまい、ピンチに陥りました。

 

 たまたま近くに消防署があったので、そこで、

 

 「すみませーーーんっ!!!!」

 

と声を張り上げたら、消防署からガタイのいい大人たちが出てきてくれて、事情を話すと、皆さんで、外れたチェーンを元に戻してくれました。

 

 助けてくれていなかったら、やばかった。

 

 そんな幸運な出会いも、自転車旅では時に起こりうるのです。

 

 少年の頃は、暇になると、こぎ出していました。

 

 

end・・・・

  消防署の皆さん、ありがとうございました。

 

少年は、W杯というドラマを楽しみにしている。

4年に1度だからこそ、楽しみにしています。

 

 

 

こんばんは、佐久間裕司です。

 

 

今まさに、サッカー2022年W杯カタール大会が、開催中です。

 

 

日本代表の躍進は、嬉しい限りです。

 

 

日本代表が初出場した、1998年フランス大会時、私は中学生でした。

 

 

この大会で、海外サッカーに興味を持ち、海外サッカーの選手たちを覚えていきました。

 

 

2002年日韓大会時は、高校生で、日本が敗れたトルコ戦は、高校でサッカー部員同士で、見ていました。

 

 

2006年ドイツ大会は、社会人1年目になっていて、同級生とオーストラリア戦をテレビ観戦して、逆転負けに意気消沈しました。

 

 

2010年南アフリカ大会は、実家で父親と、応援していました。

 

 

駒野選手のPK失敗は、2人とも絶叫してしまいました。

 

 

2014年ブラジル大会は、また同級生とテレビ観戦し、コートジボアール戦の逆転負けに、今回は厳しいかーと嘆きました。

 

 

2018年ロシア大会は、絶対負けるだろうと思いながらも、コロンビア戦をテレビ観戦したら、勝ったので、やってみないとわからないものだなぁ~と思いました。

 

 

そして、ベルギーの最後のカウンターに、早朝、家族が寝静まっている中、悲鳴を上げてしまいました。

 

 

今回のカタール大会、コスタリカに負けて、ドイツ、スペインに勝って、予選突破など、誰も予想できなかったでしょう。

 

 

やってみないとわからない、見てみないとわからないから、毎回、楽しみにしてしまいます。

 

 

今年は、仕事が忙しすぎて、W杯全体は、ゆっくり見れていせんが、日本代表の試合は見たいですね、放送時間が何時でも。

 

 

試合を通して、どんなドラマが待っているんだろう。

 

 

どんな物語を見せてくれるのだろうか、期待している自分がいます。

 

 

ゴン中山の初ゴール、雨中の1点が遠いトルコ戦、中田英寿の倒れこんだドイツ大会、クロスバーを叩いた駒野のPK、コテンパンにされたコロンビア戦、最もベスト8が近く感じられたベルギー戦・・・日本代表がW杯に出場していく度に、物語が増えていきます。

 

 

だからこそ、W杯には毎回出場してほしいと、願います。

 

 

そして、4年に1度の日本代表の物語を、僕は楽しみにしているのです。

 

 

end・・・・

 明日のクロアチア戦が、楽しみです。

 

 

 

 

少年の入浴は、短い。

少年は、まだ長湯の心地良さに、目覚めていません。

 

 

 

 こんにちは、佐久間裕司です。

 

 

 

少年は、長湯しません。

 

 

すぐにあがろうとします。

 

 

「えっ、体ちゃんと洗った?」と、疑うレベルに早いです。

 

 

私も、小学生の頃、入浴時間は短かったです。

 

 

(何でお風呂に入らないといけないのだ!)

 

 

とまで、思っていました。

 

 

入浴は気持ちいいのですが、どこか面倒くさく感じてしまうのです。

 

 

女の子には、理解しがたい心理かもしれません。

 

 

テレビ番組「世界まる見え」のスペシャルが、あと10分で始まる!!っということで、今夜も息子は、超特急で入浴を済ませようとしています。

 

 

end・・・・

 3分カップラーメンと、いい勝負になりそうです。

 

野球観戦には、隙間時間が多い。

野球観戦に、傾きつつあります。

 

 

こんにちは、佐久間裕司です。

 

 

 

 今年は、サッカー観戦より野球観戦が、多くなりました。

 

 

 野球観戦は、回と回の間があるし、「あっ、今チャンスだ!」と盛り上がっていることが、わかります。

 

 

 サッカーは、ある意味、突然ゴールが生まれます(笑)

 

 

 なので、私は目が離せません。

 

 

 そんな時に限って、息子が「トイレ行きたい」「何か食べたい」と言ってくるので、困ってしまいます。

 

 

 野球は、その点、自由にできますね。

 

 

 もちろん見逃す場面もありますが、試合中、球場内を歩いているのも気持ちいいですね。

 

 

 毎年、阪神タイガースVSオリックスバッファローズ交流戦は、友人と観戦しようと思っています。

 

 

end・・・・

 一度、福岡ドーム千葉マリンスタジアムにも、行ってみたくなりました。

少年は、おじいちゃんの口調に似る。

 口調は、世代を飛び越えて、受け継がれていきます。

 

 

 

 少年は、時に父親よりも、おじいちゃんから影響を受けます。

 

 

 私は、ゆる~い阪神ファンですが、私の親父は、阪神ファンです。

 

 

 親父は、よくテレビ中継を見て、文句言っているので、母は別室に移動して違う番組を見ています。

 

 

 そんな祖父母のもとへ、息子が1人でお泊りしたいと言い出し、泊まってくることになりました。

 

 

 その夜は、親父(おじいちゃん)と息子で、阪神タイガースの試合を大いに楽しんで見たそうです。

 

 

 実家から息子が戻ってきたその日の夜、阪神タイガースの試合がテレビ中継されていました。

 

 

 すると、息子がどんどん発言します。

 

 

 「やっぱり大山が打たなアカンな!」

 

 「佐藤輝明は、空振り多いわ!」

 

 

 野球ルールも満足にわかってないのに、一端の口をたたくのです(笑)

 

 

 「また3ヒョウやし、これからやな~」

 

 それ、表(おもて)って、読むんだよ、と指摘しても全く気にすることなく、阪神タイガースの出来の悪さを憂うのです。

 

 

 まさに父親(おじいちゃん)の口調でした。

 

 

 本人が望んでそうなったのかは知りませんが、うちに親父が晩飯を食いにきているようでした。

 

 

 ちなみに、私はそれほど、文句や感想を発言しません。

 

 

 「今日は、負けそうな気がするわ~」

 

 

と、ほっぺにご飯粒をつけたまま、息子が嘆いていました。

 

 

end・・・・

 基本、親父も息子も、悲観的なんですよね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年は読まない。

興味がなければ、全く理解しないのが少年。

 

 

 

こんにちは、佐久間裕司です。

 

 

勉強の問題に興味がない時の少年は、とことん興味がないですよね。

 

 

まず問題文を読もうとしません。

 

 

「読みや!」と促しても、ななめ読みもいいとこです。

 

 

(お菓子が10個あります。5人で分けた時、何個ずつ分けられるでしょうか?)

 

 

少年「これ引き算?」

 

 

ちゃんと読んでいるんだろうか?笑

 

 

すでに少年の頭の中は、ゲームや自分に興味のあるものでいっぱいなのです。

 

 

たまに集中してくれた時は、ものすごく理解してくれる瞬間があります。

 

 

ごくたまに、ね。

 

 

父が説明していても、早くこの時間が終わってくれないかなぁ~という表情をしています。

 

 

そういう時は、無理矢理進むか、今日は気分じゃないねまた次回!っと、飛ばすかの2つですね。

 

 

少年の頭の中は、興味のあるもので忙しいのです。

 

 

end・・・・

 勉強に興味がないことに、罪悪感がないことが少年なのです。

 

 

 

 

 

 

少年時代にケンカした理由を、憶えていない。

理由は憶えていないけど、ケンカはしていた。

 

 

 

こんにちは、佐久間裕司です。

 

 

 

小学生の息子が、「今、○○とケンカしてるから遊ばない」と話していました。

 

 

最近、○○君の名前を聞かないなぁと思っていたら、そういう理由があったんですね。

 

 

思えば、私も少年の頃、多少なりとも友達とケンカをしている時期がありました。

 

 

ケンカした理由は、もう思い出せないぐらい些細な事だったんでしょうが、その当時の少年たちにとっては、「これは譲れない!」と感じる事案だったのです。

 

 

私は、小学2年生の頃、高台にあった空き地で、友人と2人で遊んでいると、何かが原因で、言い合いになり、腹がたったので、地面に転がっていた両手ほどの大きさの石を、勢いで拾い上げ、

 

 

「この石、投げんぞ!!」

 

 

と叫びました。

 

 

すると友人は、

 

 

「投げてみぃや!!」

 

 

と答え返してきました。

 

 

投げるつもりがないことを、見透かされていました。

 

 

それが悔しくて、友人がいた位置とは全く違う方向へ、悔し紛れに投げました。

 

 

「バリィーーーーン!!」

 

 

ガラスが割れる音が、あたりに響き渡りました。

 

 

私と友人が駆け付けると、高台の下に駐車されてた車のリヤガラスが、粉々に割れていました。

 

 

もうケンカどころでは、なくなりました。

 

 

怒りをぶつける方法を、少年は間違えたのです。

 

 

無造作に周りを確認せず、大きな石を放り投げてはいけませんでした。

 

 

その日の夜、はじめて親父にゲンコツをくらいました。

 

 

次の日からは、友達関係は通常に戻っていました。

 

 

end・・・・

 たくさん遊んだあの空き地には、今では立派なマンションが建てられていました。