天井を見ると、奴らがいる・・・。
こんにちは、佐久間裕司です。
子供の頃、集合住宅いわゆる団地に、住んでいました。
古い団地だったせいか、室内に多くの虫が出てきます。
蜘蛛、G、コバエ、カマキリ・・・・など。
蜘蛛は、小さな蜘蛛から大きな蜘蛛まで、さまざまでした。
大きな足の長い蜘蛛が現れた時は、少年は一人で留守番中だったので、「やっつけないと!」と思い立って、小さなミニボールを蹴って倒そうとしました。(素早く逃げられましたが)
お風呂場に、よくコバエが現れたので、水鉄砲で狙い撃ちしていました。
ただ、Gが一番苦手でした。
決して広くない自分の部屋に現れた夜は、気分が下がります。
その辺に置いてあるサッカー雑誌を丸めて、叩きにいきます。
倒す倒さないに関わらず、「この部屋にまだ他にもGが生息しているかもしれない」と、考えてしまいます。
一番イヤなのが、寝ている際中に、私の身体の上を通ってしまうことです。
Gに、肌が触れられると想像するだけで、気色悪くて、不安でした。
Gを見てしまった日の夜は、夏でも全身をタオルケットにくるまって、寝ていました。
暑いですが、「もし、Gがふくらはぎとつたってきたら・・」と想像すると、凄くイヤで全身を防御していました。(笑)
やはり古いせいか、忘れた頃に、Gは姿を現します。
なぜか、二日続けてカマキリが、天井からこちらを威嚇していたこともありました。(笑)
団地では、全く虫が出現しない季節は、ありませんでした。
end・・・・
団地から引っ越したら、ほとんど虫を見なくなったので、びっくりしました。