サクマ日記

少年の頃に思った、あれやこれや・・・。

訪れる沈黙の時間。

 

 クラスが静まり返ると、「あれ?」と沈黙が流れる。

 

 

 こんにちは、佐久間裕司です。

 

 

 これは私が勝手に思っていることですが、私が行くクラスは、盛りあがらないクラスが、多かったです。

 

 もちろん、騒がしい人もいますが、なぜか「シーーン」という沈黙の時間がやってきます。

 

 お昼休みにお弁当を食べています。

 

 みんな友達同士でしゃべりながら食べていて、話し声はしますが、ふと「シーーーン」と2~3秒ほど沈黙が訪れます。

 

 「あれ? 誰もしゃべっていない? あれ?」みたいな。

 

 その沈黙の時間が、どことなく気まずくて、お互い顔を見合って、変な愛想笑いを浮かべながら、またしゃべり始めます。

 

 「ウチのクラス、なんか盛り上がりに欠けるなぁ~」と思う瞬間でした。

 

 これが他クラスに行ってみると、ずっと話し声が絶えません。

 

 話し声というBGMが、ずっと流れている感じです。

 

 だがらか、部外者の私が教室のドアを開けても、誰も気にしていません。

 

 気兼ねなく入っていけます。

 

 逆に、私のクラスに他クラスの誰かがやってきたら、ドアが開けられた瞬間に、全員が振り向きます。

 

 「○○、サッカーにしに行こうぜ!!」

 

と私の名前を呼ぶ友人の声が、教室中に響き渡ります。

 

 それが恥ずかしかったので、急いで弁当を食べるのですが、呼びにくる友人のほうが早食いなので、いつも大声で名前を呼ばれていました。

 

 話し声が絶えないクラスが、羨ましかったです。

 

 

end・・・・

 私が行くクラスが静かなのか、私がいるから静かなのか、最後までわかりませんでした。

 

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