奴らを取り除いてから、食べ始める。
こんにちは、佐久間裕司です。
子供の頃、母が作ってくれるカレーライスには、時々、グリンピースやコーンが混じっていました。
少年にとって、カレーライスは大好物なものです。
「よっしゃ!! 今夜がカレーだ!!」
とテンションが上がる夕飯メニューです。
しかし、グリンピースやコーンが混じっていると、陰ながらテンションが下がります。
分かるんです。
母が健康に気を配って、野菜を少しでも多く入れようとしていることは。
でも、少年にとっては、避けたいものです。
一口食べて、カレーのおいしさが広がった後にやってくる、グリーンピースやコーンの感触や味が苦手なのです。
ですので、少年は、グリンピースやコーンだけを、スプーンですくって先に食べてしまいます。
噛みしめるのでなく、そのままお茶で飲み込んでいました。
グリンピースやコーンがない、最高の状態に整えてから食べるのです。
母から見たら、イヤな行為だったでしょうね。
そないグリンピースとコーンがイヤか??と。
最初から最後まで、カレーだけのおいしさを、感じたいのです。
end・・・・
大好きなものに苦手なものが混じっていると、少年は「Oh、No!」となります。