選んだ高校生活は、少し苦いものでした。
こんにちは、佐久間裕司です。
私は、高校から電車通学になりました。
サッカーの強い私立高校でサッカーをやりたかったので、家から2つ隣町の高校への通学になりました。
電車で、40分ほどです。
家から最寄り駅には、自転車で10分ほどです。
約1時間の通学でした。
朝のラッシュ時間の駅の混み具合は、強烈でしたね。
学生ながら、「大人の通勤は大変だな」と、思わずにはいられませんでした。
ほぼ座ることが、できません。
そして、結果的に高校に馴染めなかった私としては、駅や電車内で、クラスメートや部活仲間に会うのが、苦手でした。
何となく、自分だけ輪に入っていない感じがして、それなら最初から1人でいるほうがいいな、とひねくれていました(笑)。
なので、通学の電車でも、駅の出口に近い後続側の車両には、たくさんの生徒が乗車しているので、ならべく中頃から先頭車両側に、私は乗っていました。
知り合いに会う確率が、減るからです。
そんな私の様子を見て、最も部活の練習相手をいてくれた友人が、
「おい、孤立するなよ」
と常々、声をかけてくれていました。
部活では、あまりの実力の差に、「これが強豪校の実力なのか!?」と、早々に挫折していました。
中学校時は部活という、ちょっとミスをしても許される雰囲気がありましたが、ここではミスをしようものなら、「おい!」と怒声が飛んできます。
全国を目指している部活としては、当たり前ですよね。
しかしながら当の本人は、その雰囲気に戸惑っていました。
たしかにレベルは高いし、鍛えられますが、心のどこかで「緩くやってみたい」というあまい考えも、自分にあったことに気づきました。
私の気質としては、強豪ではない高校で、のんびりやるほうが、向いていたのかもしれませんでした。
強豪校に行って、練習についていけないと、ちょっと辛いですよね。
end・・・・
(俺はサッカーがうまい!)と、思っている奴らゴロゴロいて、その自信たっぷりな雰囲気にものまれていました。